スーツケースも、リュックもいらない
先日、福岡から広島に一泊二日の旅行に行きました。普段旅行する時はリュックに荷物をまとめていくのですが、今回1泊2日。どう考えても、リュックは持ちすぎなのでは?
そう思って、究極までいらない荷物を持って行かない断捨離スタイルを貫きました。
翌朝、肩にかけたのはサコッシュ1個だけです。いわゆる手ぶら旅行に近いスタイル——カバンは小さいサコッシュ(サブバッグ)1個のみで、荷物は最小限に絞りました。でも結果として、まったく問題なかったです。
この記事は、そのときの記録です。何を持っていき、何が要らなかったか。旅先で気づいた「もっとこうすれば良かった」も含めて、正直に書きます。
今回の1泊2日・サコッシュ旅プラン

今回の広島旅は、車で向かい1泊してゆっくり過ごすスタイルでした。荷物が少ないと、気持ち的な重さも本当に軽くなります。電車に乗るのも、カフェに入るのも、全部身軽で動けました。
🗓️ 1泊2日タイムテーブル(サコッシュ旅バージョン)
- 1日目 07:30 — 出発。サコッシュとポケット2点だけで家を出る
- 1日目 09:00 — 下関着。荷物がないのでロッカーも不要、そのまま観光へ
- 1日目 午後 — 広島着。ホテルでiPad mini充電しながら休憩
- 1日目 19:00 — サコッシュを置いて、手ぶらでお店に
- 2日目 07:00 — 朝食後、ホテルで充電完了。チェックアウトして観光継続
- 2日目 昼〜 — 帰路。荷物は出発時と同じ、サコッシュ1個のまま
この旅で一番驚いたのは、「荷物が少ないと不安が少ない」という単純な事実でした。何かを忘れてきたか気にする必要がないし、荷物を置いてどこかに行く心配もない。
全てが入ったサコッシュが常に肩にあるというのは、それだけで安心感がありました。
実際に使った持ち物、全部見せます

以下が今回の全装備です。サコッシュの中に収まるもの4点と、ズボンのポケットに入れたもの2点。合計6点で1泊2日を乗り切りました。
① サコッシュ(山と道)
今回使ったのは、山と道のサコッシュです。このブランドはULハイキング向けのギアを作っているのですが、その「軽さへの徹底した姿勢」が旅にもそのまま活きます。素材が薄くて軽いのに、思ったよりものが入る。
ポイントは底にマチがあることです。マチがないサコッシュだと、中身が縦に積み重なって取り出しにくい。マチがあると、iPad miniと充電ケーブルとポーチを横並びに入れられて、格段に使いやすくなります。山と道に限らず、底マチ付きのサコッシュであればどのブランドでも同じ感覚で使えると思います。
「カバンが小さい旅」というのは制約に見えますが、実際にはこのくらいのサイズのサブバッグ1個で十分だとわかると、逆に身軽すぎて驚きます。リュックもスーツケースも、1泊には完全に不要でした。

② ジップロック × 2枚
これが地味に優秀でした。1枚は下着2日分を入れる専用袋として使い、もう1枚は「使用済み下着袋」にする。分けて管理できるので、サコッシュの中が思ったより整理されます。
防水にもなるので、突然の雨でサコッシュが濡れても中の下着は守れます。旅行グッズとして専用のパッキングキューブを買わなくても、ジップロックで十分代替できると気づいた瞬間でした。Mサイズが使いやすいです。
③ パンツは何枚持っていく? 1泊2日の着替え戦略
1泊2日の旅行でパンツは何枚必要か、正直に答えます。答えは2枚です。当日履いている分と、翌日に替える1枚の計2枚。ズボン(アウターパンツ)は1枚だけで十分で、翌日も同じものを履きます。着替えとして持つのは下着だけ、というのが荷物を最小限にする正解です。
速乾素材のアンダーウェアを選ぶと体積がさらに小さくなります。ユニクロのAirismや、アウトドア系の速乾インナーは薄くて軽いので、ジップロックMサイズに2枚でも余裕で収まります。帰宅後に洗濯すればいいだけなので、枚数を増やす必要はありません。
④ 無印良品 ポリエステル 吊るして使える着脱ポーチ付ケース(美容・薬)

洗顔料、歯ブラシ、常備薬、耳栓——こういう細かいものをひとつにまとめるのに、無印良品のメッシュポーチがちょうどいいサイズです。中が透けて見えるので、何がどこにあるかすぐわかります。
旅ではなにかと「あれどこ入れたっけ」という時間が地味にストレスになります。メッシュポーチに全部まとめておくと、ホテルに着いたらポーチごとバスルームに持ち込むだけ。細かい荷物の管理がシンプルになります。
私は無印良品の着脱ポーチ付ケースのポーチ部分だけを脱却させて、できるだけコンパクトにして持っていきました。旅行から帰ってきても、ケースにつけたらそのまま明日から家用で使えるので、入れ替えの手間が省けて非常にラクです。
⑤ iPad mini + 充電ケーブル(USB-C)
今回の最重要アイテム。充電周りは最低限かつ十分な準備が必要です。スマホは現代人の必需品。万が一充電が切れたら、いきなりピンチです。しっかり用意を。
充電ケーブルはUSB-CとLightningの両対応タイプを1本だけ。これが今回の「ケーブル問題」の答えです。私のスマホもiPad miniもこれ1本でまかなえました。
ホテルにコンセントは当然あるし、駅前のカフェであれば大抵コンセントはありました。広島滞在中、充電に困ったシーンは一度もありませんでした。
⑥ 無印良品 ちいさくまとまるキャップ(ポケット収納)
これはズボンのポケットに入れていきました。くるっと丸めてポケットに突っ込んでも、取り出せばきれいに戻る。観光中の日差しや、屋外で突然眩しくなったときにさっと出して使えました。
以前この帽子について詳しく書いた記事があるので、興味があれば読んでみてください。パッキングで帽子が潰れる問題を解決してくれた帽子です。

⑦ 無印良品 シュパット エコバッグ 9L(ポケット収納)
もう一方のポケットにはシュパットのエコバッグを入れていました。広島でお土産を買ったとき、サコッシュに入りきらないものをこれで持ち歩けます。折りたたんだ状態が本当にコンパクトで、ポケットに入っていることを忘れるくらい軽い。
「エコバッグを持っていけばよかった」と旅先で後悔した経験が何度もあったので、今回はあらかじめポケットに入れておきました。結果として、ちょっとした買い物のたびに使いました。9Lというサイズが、1泊分の買い物には絶妙に合っています。
旅先で気づいたこと:カーゴパンツが思ったより使えた

今回の旅で一番の発見は、サコッシュではなくズボンの話でした。カーゴパンツのように、ポケットがたくさんある服を選ぶと、収納力が格段に上がります。
キャップとシュパットをポケットに入れていたのですが、カーゴパンツだとさらにスマホや財布を別のポケットに分散できるので、サコッシュの中がスッキリします。
もし次の旅でも同じスタイルを試すなら、カーゴパンツか、ポケットの多いアウトドア系パンツを選ぶことをおすすめします。パンツ1本で収納力が変わるというのは、荷物の少ない旅では意外と大きな差になりました。
ユニクロとか、近くのお店にあるカーゴパンツならなんでもいいです。
旅に向くパンツの話|パタゴニア テルボンヌジョガーズ レビュー
充電はカフェとホテルで全部解決できた
「モバイルバッテリーは持っていかなくていいの?」とよく聞かれそうですが、今回の旅では持っていきませんでした。結論として、いりませんでした。
カフェに入るたびに充電できます。今の時代、コンセントのあるカフェは珍しくないし、ホテルには当然コンセントがあります。1泊2日の旅であれば、1日に1〜2時間カフェで過ごす時間があれば、スマホもiPad miniも充電は十分追いつきます。
モバイルバッテリーは約300〜500gあります。それをサコッシュに入れるくらいなら、カフェで30分のんびりする時間に変えた方が旅が豊かになります。少なくとも1泊であれば、その選択の方が正解でした。
ちなみに、服はどうしたのか?
1泊2日の宿泊で、2日目の服はどうしたのか。結論としては、下着以外の服は持っていきませんでした。
下着だけ持っていき、上のシャツやカーゴパンツはそのまま2日目も着ていくという感じ。
ホテルの部屋にある消臭剤を吹きかけて、行けるものだと私は思える人なので、そのスタイルで行きました。
パジャマはホテルにあるものを利用し、自分で持っていく分は極力減らしました。
流石に2日目に着てく服は別がいいと思う方は、リュックにして持っていくか、ホテル内や周辺にあるランドリーを使用し洗濯すると良いと思います。
旅行先の洗濯についてはこちら▼

泊まったホテル:ヴィアインプライム広島新幹線口<紅葉の湯>
今回宿泊したのは、広島駅新幹線口から徒歩すぐの「ヴィアインプライム広島新幹線口<紅葉の湯>」です。「プライム」と名前がついているだけあって、通常のヴィアインより設備がワンランク上です。
特に良かったのは、天然温泉の大浴場がついていること。1日歩き回った後に、大浴場でゆっくり浸かれるのは想像以上に快適でした。サコッシュ旅で荷物は最小限でも、宿はちゃんと良いところを選ぶ——このバランスが今の自分の好みです。
- 📍 住所: 広島県広島市南区松原町1-6
- 🚉 アクセス: JR広島駅 新幹線口から徒歩約2分
- ⭐ 評価: ★4.3
- 🛁 特徴: 天然温泉「紅葉の湯」大浴場あり
1泊2日の荷物を最小限に減らす、3つのコツ
今回の広島旅を経験して、荷物を減らすためのコツが明確になりました。ミニマリスト的な旅の持ち物は、特別なものがなくても実践できます。
コツ1:「翌日も同じズボンで行ける」前提でパッキングする
着替えで荷物が増える原因のほとんどはズボン(アウターパンツ)です。1泊2日なら翌日も同じズボンを履くと最初から決めてしまうと、荷物が劇的に減ります。差し替えるのはパンツ(下着)だけでいい。
コツ2:カバンは小さいものを最初から選ぶ
大きいカバンを持つと「まだ入るか」と考えて荷物が増えます。サコッシュのように容量が限られた小さいカバンを選ぶことで、本当に必要なものだけを選ぶ意識になりました。
コツ3:美容・薬類はポーチに入る分だけ持つ
「念のため」で入れたものが一番場所をとります。無印良品のメッシュポーチに入る量だけを持つと決めると荷物が自然にコンパクトになります。ポーチに入りきらないものは、そのたびに「本当に必要か」を再考するきっかけになります。
まとめ:サコッシュ旅は、1泊なら十分成立する
正直、最初は「さすがに少なすぎるか」と思っていました。でも旅が終わってみると、逆に「これで十分だった」という感覚の方が強く残っています。
荷物が少ないと、旅が軽くなります。移動が楽なのはもちろんですが、それ以上に「荷物のことを考えなくていい」という精神的な軽さが大きかったです。どこへ行くのも、何をするのも、肩のサコッシュ1個だけ。それはそれで、いい旅でした。
次は2泊3日でも試してみようと思っています。おそらく、下着を1枚増やすだけで成立します。荷物は増えていく一方が普通ですが、減らす方向に工夫するのは、旅の別の楽しみ方だと思います。
「今回は小さいカバン1個だけにしてみよう」くらいの気軽さでぜひ始めてみてください。
今回の全装備まとめ
| アイテム | 収納場所 | ポイント |
|---|---|---|
| 山と道 サコッシュ | 肩がけ | 底マチ付きが必須 |
| ジップロック × 2 | サコッシュ内 | 使用前後で分けて管理 |
| 下着2日分 | ジップロック内 | 速乾素材で薄手が◎ |
| 無印良品 メッシュポーチ | サコッシュ内 | 美容・薬を一括収納 |
| iPad mini + 充電ケーブル | サコッシュ内 | USB-C対応1本で両方OK |
| 無印良品 ちいさくまとまるキャップ | ポケット | 丸めて収納、すぐ取り出せる |
| シュパット エコバッグ 9L | ポケット | サウナ・お土産・ちょい買いに対応 |

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