「あ、しまった」
海外の空港で保安検査場を抜けた直後、急に喉が渇く。でも搭乗ゲート前の自販機で小さな水が300円で売られているのを見て、少し躊躇してしまう…。この地味な後悔を繰り返さないために、私は旅にマイボトルを持ち歩くようになりました。
旅行の準備をしているとき、「水筒って邪魔じゃない?」「ペットボトルでいいかな?」と迷う人も多いはず。しかし、水筒は旅行の快適さを大きく左右する、重要な旅の道具です。
この記事では、旅先での水筒の実用性から、ホテルでの簡単な洗い方、そして私が世界を歩いて行き着いた「おすすめの相棒」までを紹介します。
旅におけるマイボトルは「命綱」になる
水筒は単なる節約エコアイテムではなく、過酷な移動や気候の変化を乗り切るための装備です。
LCC搭乗待ちや深夜バスでの安心感
LCCの機内では水が有料で、しかも配られるタイミングが自由になりません。搭乗前に給水機でマイボトルを満たしておけば、深夜のフライトでも喉の渇きに悩まされることはありません。また、東南アジア特有の「冷蔵庫のように冷房が効いた長距離バス」の中でも、温かいお茶が入った水筒があれば、ガタガタ震える体を内側から温めてくれます。
屋台の激辛メシに合わせる氷水
台湾やタイの夜市で、汗をかきながら食べるスパイシーな料理。最高ですが、現地の屋台やコンビニには「甘い緑茶」しかなかったり、お店の氷が少し心配だったりします。ホテルであらかじめ安全な氷水を作って持ち歩いておけば、どんな激辛料理にも安心して挑むことができます。
旅行中に気をつけるべき「水筒の洗い方」とコツ
持っていくのはいいけれど、旅先でどうやって洗うのか。海外では水道水をそのまま使うのが不安な国もあるため、私は以下の方法で乗り切っています。
100均のメラミンスポンジと小分け洗剤
水筒用の柄の長いスポンジを持参するのはパッキングの邪魔になるためNG。私は100円ショップで買える「メラミンスポンジ(小さくカットされたもの)」を数個と、無印良品の小分けボトルに入れた数滴の食器用洗剤を持っていきます。
ホテルの洗面台で少量の洗剤をつけて指が届く範囲を洗い、その後は水筒に少量の水と小さくちぎったスポンジを入れ、フタをして激しくシェイクします。これで案外キレイになりますよ。
Shiro’s Tip
海外のホテルで洗う場合、最後のすすぎが少し心配です。私は仕上げとして、部屋にある電気ケトルでお湯を沸かし、水筒の中に熱湯を注いで数分放置して「熱湯消毒」をしています。これで翌日も安心して口をつけられます。
容量別・旅のスタイルに合わせた選び方
大は小を兼ねるとはいえ、旅において「重さ」は最大の敵。用途に合わせたサイズ選びが不可欠です。
350ml:街歩きやカフェ巡りのサブ機
街中を頻繁に歩き回り、途中でカフェに寄ったりコンビニで飲み物を買い足せる環境なら、これくらいのサイズがベスト。サコッシュなどの小さなバッグにも入り、「ちょっと一口」を確実に満たしてくれます。
500ml:日帰り観光や長距離移動のメイン機
ハイキングや、半日ほどコンビニがないエリアに行く予定がある場合は、最低でも500mlは欲しいところ。これ以上大きくなると「水を運ぶための筋トレ」になってしまうため、旅の標準サイズと言えます。
旅の相棒に最適な水筒3選(スペックではなく使い勝手で選ぶ)
最後に、私がいろいろな水筒を試した結果、旅に持って行くならコレ!という相棒たちを紹介します。
軽さは正義。タイガー魔法瓶「MMJ-A048KA」
350mlサイズで約160g、480mlでも約190gという圧倒的な軽さ。長時間のフライトや石畳を歩き回る日では、この数十グラムの差がボディブローのように効いてきます。ワンタッチでパカッと開くので、片手にスマホやカメラを持ったままでも飲めるのが素晴らしいポイントです。
安心のデザイン。サーモス「真空断熱ケータイマグ」
保冷・保温力の信頼感は言わずもがな。旅先で冷たい水を出しこぼすことなく、スッと飲める飲み口の形状が優秀です。パッキンも外しやすく、ホテルでの洗浄も苦になりません。機能性だけでなく、持っていて気分が上がるデザインも魅力です。
究極の省スペース。Vapur「折りたたみウォーターボトル」
「行きは水を入れていくけれど、帰りは身軽にしたい」というワガママに応えてくれるのがこれ。飲み終わったらくるくると丸めてポケットに突っ込めるため、かさばりません。カラビナ付きなのでバックパックにぶら下げておくこともできる、まさに旅人仕様です。
まとめ
「水筒を洗うのが面倒」という気持ちも分かりますが、旅の途中で「いつでも自分好みの温度の飲み物が手元にある」という安心感は、その手間を補って余りあるものです。
次回の旅行では、ぜひお気に入りのマイボトルを連れて、少しだけ快適な旅を楽しんでみてください。

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