こんにちは、オルカン投資ブロガーのた一さんです。
この記事では、オルカンにおけるアイルランドの構成比や代表的な企業、そして経済の特徴をわかりやすく解説します。
それではいってみましょう。

① オルカンにおけるアイルランドの構成比は?
アイルランドの構成比はその他約12%(2025年時点) の中に組み込まれています。
税制の優位性から、ヨーロッパの中でもグローバル企業が多く集まる国として注目されています。
② アイルランドの主な企業
※現在のオルカンに組み入れられている事を保証しません。ご了承ください。
| 企業名 | 業種 | 特徴 |
|---|---|---|
| メドトロニック | 医療機器 | ペースメーカー、神経系に用いるインプラント等の医療機器メーカー。 |
| ジョンソンコントロールズ | 建築・制御機器 | 建築設備の大手。空調機や照明を管理、制御するシステムも構築。 |
| ケリー・グループ | 食品 | 世界の食品メーカーに調味料や香料を供給するグローバル企業。 |
| シー・アール・エイチ | 建設資材 | アイルランドを代表する建設資材メーカー。 |
ケリー・グループは日本の食品企業にも材料提供をしているそうです。スーパーにお菓子が充実しているのも、アイルランドのケリー・グループが一役買っているんですね〜
③ 経済の特徴:魅力とリスク
✨ 魅力
- 法人税の低さ:世界でも有数の低税率で、Apple・Google・MetaなどIT大手が拠点を置く要因になっている。
⚠️ リスク
- 外資依存経済の脆弱性:経済の大半を外資系企業が占めており、国際情勢の影響を受けやすい。
- イギリスとの関係性:イギリスのEU離脱による国家間の緊張感を抱えている。
外資系会社の誘致はリスクもある。それでも、その企業たちが国の経済成長に大きく貢献しているのも事実です。隣国イギリスとの緊張も抱える中で、アイルランドの生き残り戦略は今後どう転ぶか、情報をキャッチしていきたいです。
④ 国の成り立ち
12世紀ごろよりイギリスによる征服が進み、1801年の連合法により「グレートブリテンおよびアイルランド連合王国」となる。
その後1919年のイギリス=アイルランド戦争後、1921年のアイルランド統治法により自治領を認められ、1922年にアイルランド自由国として独立。
第2次世界大戦後、1949年に国号を正式に「アイルランド共和国」とし、自国での経済成長を進めた。
アイルランドは侵略と抵抗の歴史だったんですね…
アイルランド独立については、こちらの映画がより知識を深めてくれます。
Amazon.co.jp: マイケル・コリンズ (字幕版)を観る | Prime Videoアイルランド独立の闘士、マイケル・コリンズの 波乱の生涯を浮き彫りにした衝撃作! Eirin Approved (C) 1996 Geffen Pictures. (C) 1996 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
⑤ まとめ
アイルランドは「世界経済を動かす外資の拠点」。
経済の外資依存度が高く、国際情勢の影響が最大のリスクですが、IT・製薬・医療機器・建設資材などにより安定したGDP向上を実現しています。
次回は欧州最西端の国「ポルトガル」をフロンティアします。
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