こんにちは、オルカン投資ブロガーのた一さんです。
この記事では、オルカンにおけるベルギーの構成比や代表的な企業、そして経済の特徴をわかりやすく解説します。
それではいってみましょう。
🇧🇪 ベルギー：「欧州の文化重なる玄関口」
① オルカンにおけるベルギーの構成比は？
オルカンのベルギーの構成比はその他約12％(2025年時点） の中に組み込まれています。
EUの中心に位置し、政治・経済の要衝として存在感を持つ国ですが、企業数や時価総額は比較的コンパクトです。
② ベルギーの主な企業
※現在のオルカンに組み入れられている事を保証しません。ご了承ください。
| 企業名 | 業種 | 特徴 |
|---|---|---|
| アンハイザー・ブッシュ・インベブ | 飲料 | 世界最大のビール会社。「ステラ・アルトワ」などを展開。 |
| ユミコア | 素材・リサイクル | EV用電池素材やリサイクル技術で注目される。 |
| ソルベイ | 化学 | 産業・医薬・エネルギー分野向けの高機能化学品を提供。 |
| KBC グループ | 金融 | ベルギー・中欧で展開する大手銀行グループ。 |
| UCB | 製薬 | 免疫疾患や神経疾患領域に強みを持つ国際的製薬企業。 |
ステラ・アルトワは600年以上の歴史を持つラガービール。現地の人は休みの日に楽しむそう。
600年も変わらない味・スタイルを貫くなんて、かっこいいことしてきますね…！
③ 経済の特徴：魅力とリスク
✨魅力
- EUの心臓部としての安定性：ブリュッセルはEU本部が置かれる都市で、欧州経済の中心的役割を担っています。
- 多国籍企業の拠点が多数：欧州各国の物流や行政のハブとして機能し、企業進出が盛んです。
- 高い技術力を持つ素材・製薬産業：環境技術やヘルスケアなど、持続可能な分野での成長が期待されています。
⚠️リスク
- 経済規模の小ささ：他の欧州主要国に比べると市場規模が限られており、単体での成長力は限定的です。
EUの本部が置かれる都市がある事実は、オルカン投資家目線で言えば国として非常に安定している印象です。
多国籍企業が多く、医薬学、持続可能な産業などの社会的意義もあるベルギーはこれからも応援し続けたいです。
④ 国の成り立ち
ナポレオン時代の後、1814-1815年のウィーン会議の結果、南ネーデルラント（現在のベルギー）は、北部のオランダと統合され、ネーデルラント連合王国の一部となりました。
その後1830年の独立革命を経て立憲君主制を樹立し、国際会議で永世中立国として承認されました。
第一次・第二次世界大戦後はヨーロッパ統合を主導し、EUの本部が置かれる中心地となりました。
統治下からの独立、そして戦争と統合。全てを経験してきたからこそ、柔軟で多様性を受け入れる国家に成ったのでしょうか。
⑤ まとめ
ベルギーは、EUの中枢として経済の安定性が高く、製薬・飲料などのグローバル企業を多く抱える国です。
「EUの中心」としての役割は今後も続くと思われます。
次回は「アイルランド」をフロンティアします。
参考にしたURL
600年超の歴史を持ち、高貴なホップの香りと爽快なのどごしが特徴のホリデーシーズンを象徴するベルギー発祥のプレミアムラガービール「ステラ アルトワ」、330ml缶を11月中旬より数量・期間限定で新発売
AB InBev Japan 合同会社のプレスリリース（2024年11月15日 11時00分）600年超の歴史を持ち、高貴なホップの香りと爽快なのどごしが特徴のホリデーシーズンを象徴するベルギー発祥のプレミアムラガービール「ステラ アルトワ」、330ml缶を11月中旬より数量・期間限定で新発売
prtimes.jp
事業紹介
ユミコアジャパンの事業部を、自動車触媒・エネルギー・リサイクルの3分野に分けて表記しています。
www.umicore.jp
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