こんにちは、オルカン投資ブロガーのた一さんです。
この記事では、オルカンにおけるインドの構成比や代表的な企業、そして経済の特徴をわかりやすく解説します。
それではいってみましょう。

🇮🇳インド:若さと成長が牽引する新興大国
インドは2023年に中国を抜いて世界最大の人口を誇る国となった「人口とITで伸びる新興経済の星」です。現在の人口は約14億4000万人。(2025時点)
豊富な若年層人口と急速なIT産業の発展により、経済成長が期待されています。
① オルカンにおけるインドの構成比は?
2025年時点で、オルカンにおけるインドの構成比は 約2%前後です。 アメリカ、日本などと比べると小さいものの、過去数年で急速に比率が上昇しています。
これは、インド企業の株価上昇や経済成長が国際的に評価されている証拠です。 今後も構成比の拡大が予想されています。
② 主なインド企業
※現在のオルカンに組み入れられている事を保証しません。ご了承ください。
| 企業名 | 業種 | 特徴 |
|---|---|---|
| リライアンス・インダストリーズ | 総合エネルギー・通信 | 石油化学・小売・通信など幅広く展開するインド最大級の財閥企業の1つ。 |
| インフォシス | ITサービス・ソフトウェア開発 | 世界的なITコンサル企業。海外企業へのAIによるDX事業が主力。 |
| タタ・コンサルタンシー・サービシズ | IT・システム開発 | タタ財閥のグループ企業。AI・クラウド分野で世界的に高い競争力を持つ。 |
| HDFC銀行 | 金融・銀行 | 個人ローンやキャッシュレス決済などデジタルバンキングの分野で急成長。 |
| ICICI銀行 | 金融・銀行 | 商業銀行として国内外で事業を展開。テクノロジー活用による効率化が進む。 |
| バーティ・エアテル | 通信 | インド第2位の通信事業者。アフリカなど新興国市場にも積極展開。 |
インドの3大財閥はタタ、リライアンス、ビルラ。日本の三井・三菱・住友が解体されず、そのまま残っているようなイメージです。
これらの財閥で、関わっていない事業はほぼないと言いほどに、幅広い事業を展開しています。
③ インド経済の特徴:魅力とリスク
🔸 魅力
- 25歳以下の若年層が半数を超え、生産年齢人口が今後も増加する人口ボーナス期の真っ只中
- 「世界のバックオフィス」と呼ばれるIT・デジタル産業の急成長
- 「Make in India」政策による政府の経済改革
- Apple、Google、Amazonなどの外国企業の進出増加
🔸 リスク
- インフラ整備の遅れ:交通・電力などの基盤整備が不十分。
- 政治的・宗教的対立:多様な宗教・民族が共存するため、社会的不安定要素も。
- 貧富の格差:都市と農村の経済格差が依然として大きい。
私もインドに旅行しましたが、本当になんでもありって感じがしましたね😅
でも親しくなれば日本人同士のように温かく接してくれますし、そんなインドは高度経済成長期の日本のようになるのではないかな、と感じています。
④ 最近のニュース
再生可能エネルギーの割合が最大の電力源に インドでも太陽光、風力発電が過去最高の伸びを記録した。

どこまで本当か分かりませんが、再生可能エネルギーの発電量は着実に増えているそうです。
14億人を賄えるエネルギーを産出し続けられるかは、再生エネルギーによるところも大きそうですね。
⑤ まとめ
インドは、若く活気ある人口構成とIT産業の成長を背景に、今後も高い経済成長が期待される国です。 オルカンにおける構成比はまだ小さいですが、将来的に存在感が増す可能性があります。
長期的な成長ポテンシャルを秘めた「注目すべき新興市場の星」と言えるでしょう。
次回は国家主導で民衆を導く「フランス」をフロンティアします。
※本記事は2025年10月時点の情報をもとに執筆しています。最新の構成比・経済状況は変更の可能性があります。
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