こんにちは、た一さんです。
この記事では、オルカンにおけるイギリスの構成比や代表的な企業、そして経済の特徴をわかりやすく解説します。
それではいってみましょう。

🇬🇧 イギリス:伝統と安定のヨーロッパ金融大国
オルカンにおけるイギリスの構成比は?
イギリスの名目GDPランキングは第6位。
オルカン(全世界株式)におけるイギリスの構成比は約3.2%(2025年時点)。
割合としてはアメリカや日本に比べて控えめですが、金融・エネルギー・医薬品などのグローバル企業が多く上場する国として存在感を放っています。
この記事では、イギリス経済の特徴、代表的な企業、そしてオルカンにおける役割を解説します。
構成グラフ(イギリスは約3.2%)

① イギリス経済の特徴
1. 世界をリードする金融センター
首都ロンドンは、ニューヨークと並ぶ世界最大級の金融都市。
銀行・保険・資産運用などの分野で国際的な取引が行われています。
「シティ」と呼ばれる金融街には世界中の資金が集まり、
グローバル投資の要として機能しています。
2. 資源・エネルギー産業が強い
北海油田を背景に、エネルギー関連企業(BP・Shellなど)が多く上場。
再生可能エネルギーや脱炭素への取り組みも進んでいます。
3. EU離脱後、どうなった?
2020年のEU離脱以降、貿易コストの増加、人材不足など課題もありますが、
EUのルールにとらわれない独自の移民政策や通商政策が進んでいる様です。
イギリスは、かつて「栄光ある孤立」を続けたり、今回のEU離脱も同じような印象を受けますよね。今後どのような動きをするのか、注目したいですね。
②主なイギリス企業
※現在のオルカンに組み入れられている事を保証しません。ご了承ください。
| 企業名 | 業種 | 概要・特徴 |
|---|---|---|
| シェル | エネルギー | 石油・ガス大手。再エネへの転換も進行中。 |
| アストラゼネカ | 医薬品 | 世界的な製薬会社。がん・ワクチン領域で強み。 |
| HSBCホールディングス | 銀行・金融 | アジアにも強い影響力を持つ国際金融グループ。 |
| ユニリーバ | 消費財 | 日用品・食品メーカー。世界190カ国で展開。 |
| ディアジオ | 飲料 | スコッチ「ジョニーウォーカー」などで有名な酒類大手。 |
| BP plc(ブリティッシュ・ペトロリアム) | エネルギー | 世界有数の石油企業。脱炭素への再編中。 |
アストラゼネカはコロナウイルス流行時にワクチン開発でよく耳にしました。ユニリーバも日本の衛生用品売り場では必ず見かけますね!
③イギリス市場の魅力とリスク
✨ 魅力的な点
① ロンドンは世界有数の金融・投資ハブとして世界最大クラスの外国為替取引量を有する。
② ケンブリッジ大学、オックスフォード大学など世界トップレベルのイノベーションと研究開発力。
③ 柔軟な制度と歴史的な背景で、多国籍企業が参入しやすい市場環境が整っている。
ケンブリッジ大学やオックスフォード大学といえば、1度は聞いたことがある名門ですよね〜
医療分野では、先ほど紹介したアストラゼネカと連携して研究を進めているそうです。かっこいい!
⚠️ リスク
- EU離脱後の貿易減少による経済成長率の鈍化。
- 若者や専門職の海外流出による人材不足=企業の持続性に問題が発生する可能性がある。
- EUやアイルランドなどとの外交摩擦が少なからず続いている。
まとめ:配当と安定で支える「堅実なオルカン構成国」
- オルカンにおける比率:約3.2%
- 金融・エネルギー・医薬品など世界的大企業が多い。
- 成長よりも「安定感」に強みがある。
オルカンの中でイギリスは、全体に安定感をもたらす存在ということですね!
なんとなく攻めのアメリカ・中国、守りの日本・イギリスというイメージがあります。いや、オルカン投資は全て攻めですね😄
次回は、北米のもう一つの大国「カナダ」をフロンティアします。
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