「折りたたみキーボードとタブレットがあれば、どこでもPCのように仕事ができる!」
そんなノマドな夢を抱いて、トラックパッド付きの折りたたみキーボードを検討していました。
でも使い込んでみると、「何一つ満足にできない」器用貧乏な結果が待っていました。
実際に購入した折りたたみキーボード▼

今回は、このロマン枠全開なガジェットを、PCやセパレート型と比較しながら徹底比較します。
それではいきましょう。
圧倒的な魅力…!欲しくなる理由
まずは、このデバイスが持つ独特のメリットを整理しました。
- 究極の携帯性: 折りたためば文庫本やスマホサイズ。
- オールインワン: マウスを持ち歩く必要がない。
- 超便利: スマホやiPadが、一瞬でラップトップPC風に変わる。
「カフェでさっと取り出して、スマートにメール返信」というシチュエーションには最適解だと思います。
比較検証①:対ノートPC

外でもちゃんと作業するなら、普通にパソコンを使った方が良くない?と思ってしまったので、比較した内容をまとめました。
安定性の欠如
折りたたみと比較して、PCはキーボードもトラックパッドも、高精度で使いやすい。
この使いやすさは流石に勝てないです。
車の中でも、ノートPCはヒンジで画面とキーボードが剛結されており、膝の上でも安定して打てます。
- 折りたたみキーボードは膝上での作業は不可能に近い。キーボード自体も折りたたみ機構のせいで膝の上ではグラグラします。実働は不可能レベル。
- ノートPCは開けば完全なキーボードとトラックパッドが非常に手に置きやすい位置にあります。
トラックパッドの質

MacBookやWindows製品のトラックパッドに慣れていると、折りたたみキーボードのそれは「おもちゃ」に感じます。
- 領域が狭すぎて、画面の端から端までカーソルを運ぶのに指を何度も往復させる必要がある。
- ジェスチャー操作(3本指スワイプなど)が非対応なことが多い。
結論
PCはプロダクトとしてかなり高い完成度を誇ってました。
ガッツリ仕事をするなら、重くてもノートPCを持ち歩くべき。
比較検証②:対キーボード+マウス(セパレート)

次に、「折りたたみキーボード(タッチパッドなし)」と「小型マウス」を別々に持ち歩くスタイルとの比較です。
ここでのテーマは「快適性を捨ててまで統合する意味はあるか?」というところに着目しました。
入力デバイスとしての完成度
トラックパッド付きモデルは、「パッドを配置するスペース」を確保するために、キー配列にしわ寄せがいっているケースが多々あります。
- 変則的なキー配列: 右側のキーが極端に小さかったり、記号キーが省略されていたりします。これが打ちづらい…
- マウスの操作性: 安価な小型マウスであっても、専用のマウスの方が、折りたたみのトラックパッドより操作性は圧倒的に上です。
結果として、持ち運んで使うシチュエーションを想定して、外出が多くなる人でなければ使わなくなってしまうのかなぁ…と感じてしまったのが正直なところでした。
結局、荷物の量は変わらない?
トラックパッド付きキーボードは、機構が複雑になる分、少し重く、厚くなります。
調べた範囲だと、平均240〜280gが相場でした。
「薄型軽量の折りたたみキーボード」+「超小型マウス」の組み合わせと比べても、総重量や体積は大差ないことが多いです。
結論
操作性を重視するなら、キーボードとマウスは分けたほうが幸せになれます。
ちなみに私が持っているものは188gだったので、持ち運びの点では高得点ではあります。

「器用貧乏」の正体:ストレスポイント
折りたたみキーボードが抱える弱点は主に2つ。
- 折り目部分のキー: 折り目付近のキー(T、V、Spaceなど)の配置がおかしい、または隙間が空いており、タッチタイピングはかなり慣れが必要。
- クリック感の悪さ: トラックパッドのクリックが硬すぎたり、ペコペコしすぎたりして、ドラッグ&ドロップ操作が苦行になります。
それでも買うべき人は誰か?

ここまで酷評しましたが、全ての製品が悪いわけではありませんし、用途によっては輝きます。この「器用貧乏」なポジションは場面によっては使える。
以下のような人は使いこなせると思います。
- 緊急用サブ機としての運用: メイン環境は別にあって、「万が一のサーバー対応」や「緊急のメール」のためだけにカバンの底に入れておきたい人。
- マウス禁止環境: マウスを置くスペースすらない、極狭な新幹線のテーブルや飛行機の席での作業が多い人。
- ガジェットのギミック愛好家: 「開くと変形して入力端末になる」というロマンだけで飯が食える人。
あくまですでに100点の環境が整っている人で、ちょっとした作業がしたい人にとっては素晴らしい商品だと思います。
まとめ:過度な期待は禁物
トラックパッド付き折りたたみキーボードは、「70点のキーボードと30点のマウスが合体して、総合力が50点になった」ような製品が多いのが現状です。
PCの完全な代わりにはなりませんし、操作性ではマウス併用派に劣ります。
しかし、その「中途半端さ」こそが、極限まで荷物を減らしたいミニマリストにとっては、代えがたい「愛すべき欠点」になるのかもしれません。
購入する際は、「仕事道具」としてではなく、「緊急時の保険」または「ロマン枠」として割り切れば、それなりに使えると思います。
個人的に総合点が高い折りたたみキーボード▼
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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