「年末年始、どうするの?」
「寒いし、お金ないし、家でゴロゴロかなあ」
もし今、あなたがそう答えようとしているなら、少しだけ時間をください。
暖かい部屋でみかんを食べながらスマホを眺めるお正月も、もちろん素敵です。
でも、その平穏な時間の裏側で、砂時計のようにサラサラと落ちていくものがあります。
それは、「学生という名の自由な時間」です。
社会人(著者含む)になった先輩たちが、口を揃えて言う言葉があります。
「もっと旅に行けばよかった!!」
なぜそう言うのでしょうか?
その答えを探しに、この冬、小さなリュックを背負って旅に出ませんか?
「いつか」は、永遠に来ないかもしれない

「社会人になってお金が貯まったら行こう」
「卒業近くになったら旅に行こう」
そう思っていませんか? 実は僕もそうでした。でも、それは半分正解で、半分間違いです。
確かにお金は貯まるかもしれません。でも、その時には別のものがなくなっています。
それは、「気力」と「感性」、そして何より「まとまった時間」です。
お金は働けば戻ってきます。
数万円の旅費は、将来の給料ですぐに取り返せます。
でも時間は2度と戻ってきません。
「何者でもない自分」として旅する時間は、30代の豪華なハワイ旅行よりも、人生に深く刻まれます。
今この瞬間の「若さ」は、お金では買えないSSRのチケットなのです。
検索履歴には載っていない「今」

スマホを開けば、SNSで世界中の絶景も、現地のグルメも、指先一つで見ることができます。
ストリートビューを使えば、行った気になれるかもしれません。
でも、画面からは「匂い」がしません。
「温度」も、「雑音」も聞こえません。
知らない街の駅に降り立った瞬間の、あの心細さと高揚感が混ざったような空気。
ツアーでたまたま出会った、日本大好きなトルコ人。
偶然入った食堂で、地元のおばちゃんにかけてもらった温かい言葉。
これらは、Google検索では絶対に出てこない、自分だけの「情報🟰経験」です。
世界は、自分の五感で感じるために広がっています。
旅は「強制的な自己決定」の連続

旅に出ると、一日中「選択」を迫られます。
「どの列車に乗る?」
「右の道に行く?左の道に行く?」
「昼は何を食べる?予算はどうする?」
誰も正解を教えてくれない知らない街で、自分の頭で考え、自分で決めて、自分の足で進む。
もし道に迷っても、それは自己責任であり、同時に他に2つとない物語になります。
普段、学校やバイト先で「誰かの指示」に従うことに慣れてしまっていませんか?
旅は、「自分の人生のハンドルを自分で握る」という感覚を取り戻させてくれます。
帰りの電車に乗る頃には、出発前よりも少しだけ胸を張っている「新しい自分」に出会えるはずです。
贅沢なんてしなくていい。まずは一歩を踏み出そう

「でもやっぱりお金が……」という人へ。
豪華なホテルや高級料理なんて必要ありません。
学生の旅の醍醐味は、むしろその「不自由さ」にあります。
• 青春18きっぷで、鈍行列車の旅に出てみる
• 深夜バスで、寝ている間に遠くの街へワープする
• ゲストハウスやカプセルホテルで、旅人との交流を楽しむ
1泊2日でも、日帰りでも構いません。
大切なのは、「日常」という安全地帯から一歩踏み出すことです。
さあ、地図アプリを開こう。紙のマップでも大丈夫。
見たことのない景色の中に、身を置いてみましょう。
お金は稼げば戻ってきます。
でも、2025年、学生であるあなたが感じる景色は、今しか見られません。
こたつを出て、靴紐を結んで。
最高の体験を、自分の手で掴みに行きませんか?
ここまで読んでいただきありがとうございました。
このブログ「どこでもフロンティア」は、旅したい!という気持ちを後押しするブログです。
旅をしたいけど、不安はあってお金は無い…という方にも、楽しく旅ができるように応援します。
ぜひ他の記事も読んで、楽しい旅を満喫してください!


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