福岡クリスマスマーケット2026の全体像
11月に入ると、博多駅前にクレーンが入り、白い小屋(ヒュッテ)が一棟ずつ組み上がっていきます。あの光景を見かけると「ああ、今年もこの季節が来たな」と、少しそわそわし始めます。
福岡のクリスマスマーケット「クリスマスアドベント2026」は、11月2日の中洲イルミネーション点灯を皮切りに、福岡エリア11会場+北九州(小倉)1会場の計12会場で順次開幕します。博多駅前広場は11月7日スタート。入場はどの会場も無料です。
この記事では、公式サイトで確認した全会場の日程・営業時間を一覧にまとめたうえで、食べ物・限定マグカップの楽しみ方、そして混雑を避けて複数会場を回る「はしごルート」まで紹介します。私も開幕に合わせて会場へ向かう予定なので、実際に食べたものや当日の様子はこの記事に随時追記していきます。
全12会場の日程・営業時間一覧【いつからいつまで?】
まず全体像です。2026年は会場ごとに開幕日が4通り以上あり、営業時間もバラバラなので、ここで引っかかる人が毎年多い印象です。公式サイトの各会場ページから確認した日程を一覧にしました。
| 会場 | 期間 | 時間 |
|---|---|---|
| 福博であい橋(中洲) イルミネーション |
11/2〜2027/1/12 | 点灯17:00〜25:00 |
| JR博多駅前広場 光の街・博多 |
11/7〜12/25 | 平日16:00〜23:00 土日祝12:00〜23:00 |
| 貴賓館前(西中洲) FESTA de SANTA |
11/11〜12/25 | 平日17:00〜22:00 土日祝12:00〜22:00 |
| 天神中央公園 光のフォレスト |
11/12〜12/25 | 平日17:00〜22:00 土日祝12:00〜22:00 |
| 渡辺通 イルミネーション |
11/12〜2027/1/31 | 点灯17:00〜24:00 |
| パサージュ広場(大丸前) | 11/13〜12/25 | 平日16:00〜21:00 土日祝12:00〜21:00 |
| 福岡大名ガーデンシティ | 11/13〜12/25 | 平日17:00〜22:00 土日祝12:00〜22:00 |
| 福岡市役所西側ふれあい広場 TENJIN CHRISTMAS ADVENT |
11/14〜12/26 ※11/28・29休業 |
平日17:00〜23:00 土日祝12:00〜23:00 |
| イオンモール香椎浜 | 11/14〜12/20の 土日祝のみ13日間 |
12:00〜19:00 |
| 福岡タワー前(百道浜) ICE WORLD |
11/20〜2027/1/6 | 平日17:00〜21:00 土日祝12:00〜21:00 |
| 紫川親水広場・船場広場(小倉) | 11/20〜12/25 | 平日17:00〜22:00 土日祝12:00〜22:00 ※12/22〜25は15:00〜 |
このほか福岡空港の到着口にもフォトスポットが登場します。ポイントは3つ。クリスマス翌日の12月26日まで営業するのは天神の市役所前会場だけ、天神市役所前は11月28日・29日が休業、そして百道浜と中洲・渡辺通は年明けまで続くこと。「クリスマスを過ぎたから終わり」ではないのが福岡のいいところです。
共通ルールも押さえておきましょう。入場は全会場無料、飲食物の持ち込み・持ち出しは禁止(保健所の指導によるもの)、支払いはクレジットカードのほかQUICPay・au PAY・d払い・楽天ペイ・SUGOCA・nimocaなどキャッシュレスに対応しています。
博多駅前広場「クリスマスマーケット in 光の街・博多」の歩き方
福岡のクリスマスマーケットといえば、まずはここ。JR博多駅の博多口を出た瞬間、約80万球のイルミネーションと白いヒュッテの列が目に飛び込んできます。駅直結なので、仕事帰りや新幹線の乗車前に「30分だけ」立ち寄れるのが最大の強みです。
開催は11月7日(土)〜12月25日(金)。平日16:00〜23:00、土日祝12:00〜23:00(L.O.22:45)、12月24日・25日は平日でも12:00から開きます。昨年より平日の開始が早まり、夕方の明るいうちから入れるようになりました。
出店は全26店舗。フードの名物はぐるぐるウインナー
2026年の博多会場は全26店舗。フードの看板はクリスマスアドベント名物の「ぐるぐる巻きウインナーソーセージ」(BUTCHER OF THE WORLD)です。皮がパリッとはじけて肉汁が広がる、見た目のインパクトも満点の一品。
ドリンクはCafe Kroneが本場ドイツの瓶ビールやソムリエ厳選ワイン、濃厚ホットチョコレートを提供。雑貨系も充実していて、小樽のガラスオーナメント、オーストリア直輸入のスノードーム、ドイツのキャンドルホルダー(博多会場限定デザインあり)など、見て歩くだけで時間が溶けます。
- 住所: 福岡市博多区博多駅中央街1-1 JR博多駅前広場
- アクセス: JR「博多」駅 博多口すぐ/地下鉄空港線・七隈線「博多」駅直結
- 営業時間: 平日16:00〜23:00 / 土日祝12:00〜23:00(L.O.22:45)
- 訪問のコツ: 会場内にトイレはないため、博多駅構内かアミュプラザ博多地下1階を利用
天神エリアの会場は5つ。徒歩ではしごできる
天神エリアには徒歩圏内に5つの会場が集まっています。それぞれ性格が違うので、簡単に整理します。
TENJIN CHRISTMAS ADVENT(福岡市役所西側ふれあい広場)
天神のド真ん中、市役所前の広場で開かれるメイン会場。見どころはドイツ・ザイフェン村の伝統を受け継ぐ光のアーチ「シュヴィップボーゲン」で、くぐった先に頭上いっぱいのきらめきが広がります。
全会場で唯一12月26日(土)まで営業するので、クリスマス当日に行けなかった人の駆け込み先としても覚えておきたい会場です。ただし11月28日・29日は休業、11月14日・15日は別イベントとの共催なので、この週末を狙う人は注意してください。地下鉄「天神」駅から徒歩約4分、「天神南」駅から徒歩約3分です。
光のフォレスト(天神中央公園)
天神中央公園がまるごと「光の森」に変わる会場。大きなハートやサンタ列車、くるみ割り人形など写真映えする演出が点在していて、歩きながら撮るのが楽しいタイプの会場です。マーケット営業は22:00までですが、イルミネーション自体は24:00まで点灯しているので、飲んだ帰りにも寄れます。
CHRISTMAS MARKET in Passage(パサージュ広場)
大丸福岡天神店エルガーラ前の広場。地下鉄「天神南」駅から徒歩約1分という抜群のアクセスで、買い物ついでに立ち寄るのに最適です。ただし営業は21:00までと他会場より早じまいなので、はしごするなら最初に回すのが正解です。
クリスマスゲートパーク(福岡大名ガーデンシティ)& FESTA de SANTA(貴賓館前・西中洲)
大名ガーデンシティは「大人のためのクリスマスマーケット」がコンセプトの落ち着いた会場で、赤坂駅から徒歩約4分。貴賓館前(西中洲)は明治期の洋館を背景に世界中のサンタクロース像が並ぶ、福岡でいちばん「絵になる」会場です。どちらも22:00まで(貴賓館のイルミ点灯は24:00まで)。
食べ物とマグカップの楽しみ方
クリスマスマーケットの主役は、湯気の立つグルメです。定番はグリューワイン(ホットワイン)。スパイスと柑橘の香りが立つ温かい赤ワインで、冷えた屋外で飲むと体の芯からゆるみます。アルコールが苦手な人や子どもには濃厚ホットチョコレートやあったかスープがあるので、誰と行っても一杯目に困りません。
フードはぐるぐる巻きウインナーを筆頭に、ドイツ系の肉料理やスイーツが各会場に並びます。会場ごとに出店ラインナップが違うので、はしごしながら食べ比べるのが福岡流です。実際の販売価格は店舗ごとに異なるため、私が会場で食べたものと値段は開幕後にこの記事へ追記します。
マグカップはドリンク注文で手に入る(単品購入不可)
クリスマスアドベントの代名詞が「会場別オリジナルマグカップ」です。ホットドリンクを注文するとマグに入って提供され、飲み終わったらそのまま持ち帰れる仕組み。マグカップだけの単品購入はできないので、コレクション目的の人もドリンクを1杯注文する必要があります。
2026年のデザインは会場ごとに異なり、博多駅前はグリーン基調、天神市役所前はピンク基調、天神中央公園は森をあしらった白基調、百道浜は明るいレッド基調。会場を回ってマグを集める「マグ巡り」をする人が毎年たくさんいます。全部集めたくなる気持ち、分かります。
混雑を避ける、はしごモデルコース(平日夕方スタート)
博多〜天神の会場は歩いて回れる距離に固まっています。閉店時間の早い順に回るのがコツで、私が組むならこの順番です。
- 16:00 博多駅前広場(平日は開場直後が最も空いている。マグ1個目とぐるぐるウインナー)
- 18:00 地下鉄で天神へ移動(空港線で約5分)→ パサージュ広場(21:00閉場なので先に)
- 19:00 天神中央公園「光のフォレスト」を散歩がてら撮影
- 20:00 市役所前「TENJIN CHRISTMAS ADVENT」でグリューワインとライブ(23:00まで営業なのでゆっくり)
- 22:00 帰り道に福博であい橋(中洲)のイルミネーション。点灯は25:00までなので焦らなくて大丈夫
土日に行くなら、この逆で昼12:00の開場直後に天神から始めて、夜を博多駅前で締めるのもいいです。どの会場も18時以降が混雑のピークなので、人混みが苦手な人は平日の開場直後を強くおすすめします。
Shiro’s Tip
会場への飲食物の持ち込み・持ち出しは全会場で禁止されています。つまり「博多で買ったグリューワインを飲みながら天神へ歩く」はできません。マグの中身は会場内で飲み切ってから移動しましょう。空のマグの持ち帰りはもちろんOKです。
夕食を会場グルメだけで済ませず、ちゃんと座って食べたい人は、博多駅周辺のレストランを事前予約しておくと動きやすいです。博多駅周辺の店選びは博多駅のスーツケースOKグルメ5選も参考にしてください。
アクセスと宿泊の計画
博多⇔天神の移動は地下鉄空港線で約5分。夜のはしご後は、中洲経由で歩いて戻るのも30分程度で、イルミネーションを眺めながらのナイトウォークになります。車両の乗り入れ・駐車は全会場で禁止なので、公共交通機関で動くのが前提です。
遠方から来るなら、会場に歩いて戻れるホテルを取るのが正解です。23時まで営業している会場でゆっくりしてから、ほろ酔いで歩いて帰れる距離感が一番幸せだと思います。エリア違いで2軒選びました。
① 都ホテル博多(博多駅エリア)
博多駅筑紫口側に立つ上質系ホテル。駅前広場の会場まで駅を挟んで徒歩数分で、チェックイン後に身軽になってマーケットへ出られます。最上階にスパがあり、夜の屋外会場で冷えた体を温めて眠れるのが、この時期ならではのありがたさです。
- 住所: 福岡県福岡市博多区博多駅東2丁目1-1
② ソラリア西鉄ホテル福岡(天神エリア)
天神のソラリアプラザ上層階にあり、市役所前会場・パサージュ広場・天神中央公園がすべて徒歩5分圏内。23時まで営業するTENJIN CHRISTMAS ADVENTを最後まで楽しんでから5分で部屋に戻れる立地は、天神泊の強みそのものです。買い物も食事もビルから出ずに完結します。
- 住所: 福岡県福岡市中央区天神2丁目2-43
まとめ:福岡の冬は、歩いて回れるクリスマス
福岡のクリスマスマーケットの最大の魅力は、博多から天神まで、会場が「歩いて回れる距離」に連なっていることだと思います。一つの大きな会場をじっくり楽しむ街が多い中、マグを集めながら街ごと回遊できるのは福岡ならではです。
11月7日の博多駅前開幕から、年明け1月6日の百道浜まで、2ヶ月にわたって街のどこかに必ず光があります。クリスマス当日に行けなくても大丈夫。この記事の日程表を手元に、自分のペースで福岡の冬を歩いてみてください。開幕後には実食レポートと値段情報を追記します。
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