こんにちは、オルカン投資ブロガーのた一さんです。
この記事では、オルカンにおけるフランスの構成比や代表的な企業、そして経済の特徴をわかりやすく解説します。
それではいってみましょう。

① オルカンにおけるフランスの構成比はどのくらい?
GDPランキング世界7位を誇るフランス。2025年現在、オルカン構成比は約2.6%(2025時点)。ヨーロッパの中ではイギリスに次ぐ規模を誇ります。
② 主なフランス企業
※現在のオルカンに組み入れられている事を保証しません。ご了承ください。
| 企業名 | 業種 | 特徴 |
|---|---|---|
| LVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン | 高級ブランド・消費財 | 世界最大のラグジュアリーグループ。ヴィトンやディオールなどを傘下に持つ。 |
| トタルエナジーズ | エネルギー | 石油・天然ガスから再生可能エネルギーまで幅広く展開するエネルギー大手。 |
| エアバス | 航空機製造 | アメリカのボーイングと並ぶ世界2大航空機メーカーの1つ。欧州連合の技術力を象徴する企業。 |
| サノフィ | 製薬 | ワクチンや糖尿病薬などを中心に、グローバル展開を行う製薬大手。 |
| BNPパリバ | 金融・銀行 | ヨーロッパ最大級の金融グループ。投資・商業銀行業務を幅広く展開。 |
ルイヴィトンやディオールは憧れ的な存在で日本でもデパートに置いてありますね!
BNPパリバの現役社員の記事を見ましたが、柔らかい物腰だけど強さのあるオーラを感じ取れました…!
株式派生商品営業本部 - BNPパリバ入社のきっかけ 大学院では葉緑体中のタンパク質における酸化還元に関する実験に明け暮れていました。将来は周囲の多くの友人と同様に化学メーカーや食品メーカーの研究職に就くだろうと漠然と考えていましたが、大学の先輩の紹介もあり、外資系金融機関のインターンに複数参加することになりました。インターンプログラムに参加するまでは、金...
③ フランス経済の特徴:魅力とリスク
🔸 魅力
- 世界をリードするブランド力: フランス発のLVMHやエルメスなどが高級品の市場をリードしている。
- 観光と文化資産の強さ: 観光立国として年間9,000万人以上の観光客を受け入れており、サービス産業が強い。
- エネルギーと航空の技術基盤: 原子力発電やエアバスなど、ハイテク産業が国の柱。
🔸 リスク
- 財政赤字とインフレ圧力: 社会保障制度の負担が大きく、財政健全化が遅れがち。
- 政治的不安: 労働改革や移民政策に対する抗議運動が定期的に発生。
花の都と言われるフランス。確かにそれは強く、美しく咲き誇っていますが、その地に強い風が吹き始めているのも事実ですね。
果たして、自由の女神は民衆をどこへ導くのでしょうか。
④ 最近のニュース
格付け大手フィッチ・レーティングスは12日、フランス国債の格付けを1段落としたと発表

フィッチが仏国債格付け引き下げ 初のシングルA格、財政再建不安視 - 日本経済新聞
【パリ=北松円香】格付け大手フィッチ・レーティングスは12日、フランス国債の格付けをダブルAマイナスからシングルAプラスへ1段階引き下げると発表した。主要格付け会社による仏国債の格付けがシングルA格まで下がるのは初とみられる。フランスは政局によって財政健全化が一段と遅れる可能性が高まっている。格下げによって金利が上昇す...
すでに大規模な反政府デモも起こっていて、議会も支持を集められない中で、新内閣はどのように財政再建の舵取りをするのでしょうか。最新の情報を追っていきたいです。
⑤ まとめ
フランスは「文化・ブランド・技術」という3つの柱を持つ経済大国です。 オルカンの中でもイギリスと並んで欧州の中心として存在感を発揮しています。 しかし、失業率や財政赤字など、フランス国内の不安要素は残っています。
ここまでご覧いただきありがとうございます。
次回は世界が注目する半導体の国「台湾」をフロンティアします。
参考にしたURL
https://info.monex.co.jp/fund/guide/allcountry-beginner.html
https://info.monex.co.jp/sorry/maintenance.html

フランスのGDPの推移 - 世界経済のネタ帳
フランスのGDPの推移をグラフ及び時系列表にて掲載しています。




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