こんにちは、オルカン投資ブロガーのた一さんです。
この記事では、オルカンにおけるスペインの構成比や代表的な企業、そして経済の特徴をわかりやすく解説します。
それではいってみましょう。

🇪🇸 スペイン:「観光と再エネで復活を狙う成長国」
① オルカンにおけるスペインの構成比はどのくらい?
オルカンにおけるスペインの構成比はその他約12%(2025年時点) に組み込まれています。
構成比は大きくありませんが、エネルギー・銀行・通信といった、欧州全体に影響力を持つ企業を多数抱えています。
② 主なスペイン企業一覧
※現在のオルカンに組み入れられている事を保証しません。ご了承ください。
| 企業名 | 業種 | 特徴 |
|---|---|---|
| インディテックス | アパレル | 「ZARA」を展開する世界最大級のファッション企業。サプライチェーン効率の高さが強み。 |
| サンタンデール銀行 | 金融 | ヨーロッパ最大級の銀行グループ。ラテンアメリカにも強いネットワークを持つ。 |
| イベルドローラ | エネルギー | 再生可能エネルギーのリーダー。風力発電で世界トップクラス。 |
| テレフォニカ | 通信 | 国内外に通信インフラを展開。5G・AI分野にも注力。 |
| ACSグループ | 建設・インフラ | 世界的な建設企業。開発、建設、メンテナンス事業などにも多く関与。 |
ZARAは都心に行けば見かけるイメージがありますね。
他にも再生可能エネルギーが欧州の中でも進んで開発されているそうです。
③ スペイン経済の特徴:魅力とリスク
✨ 魅力
- 観光大国:訪問者数は世界上位。観光収入がGDPの大部分を占める。
- 再エネの先進国:太陽光・風力発電で欧州をリード。イベルドローラなどが中心となり開発が進む。
⚠️リスク
- 観光依存度の高さ:パンデミックや不況で観光業が落ち込むと経済に大打撃がくる。
- 公共債務の増加:コロナ対策以降、財政赤字が拡大。
スペインはサグラダ・ファミリア、グエル公園、カサ・ミラなど本当に観光名所が多いですね。
サッカーが好きな人はレアル・マドリードやバルセロナなど、聖地が盛りだくさんですね!
④ 国の成り立ち
スペインは中世のレコンキスタ(再征服運動)を経て、
「カスティーリャ王国」と「アラゴン王国」の合併により統一されました。
16〜17世紀にはアメリカ大陸の植民地拡大で「太陽の沈まぬ帝国」と呼ばれるほどの栄華を誇りました。
20世紀にはスペイン内戦や独裁政権を経験し、
1975年のフランコ将軍死去後、立憲君主制のもとで民主国家として再出発しました。

コロンブスもスペイン女王に提言し、航海を始めました。スペインが世界がつながるきっかけとなった国と思うと、ロマンがありますね✨
⑤ まとめ
スペインは観光・エネルギー・金融などグローバルに展開する強い企業を多く持っています。
再エネや他国市場との連携など、成長する余地が大きい国として注目されています。
次回はチューリップバブルが始まった「オランダ」をフロンティアします。
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